外壁塗装は20年しないとどうなる?香川の職人が教える劣化サインと実例

香川県で外壁塗装・屋根塗装を行っている美匠工房です。

この記事を書いた人

美匠工房 代表/石川大勢

香川県で、夫婦で力を合わせて外壁塗装・屋根塗装をしている美匠工房の石川大勢です!
塗装職人として17年以上、たくさんのお家の塗装に携わってきました。これまでの経験を活かして、塗装のことやお家のお手入れについて、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます!趣味は釣りです!

現地調査に伺うと、「前回塗ったのがいつだったか、正直覚えていなくて」というお話をよく耳にします。
実際にお話を伺うと、20年近く経っているケースは珍しくありません。劣化には段階があり、放っておく時間が長いほど、症状は少しずつ重くなっていきます。 今回は、現場で実際に見てきた4つの進行度合いを、実例とあわせてお伝えします。

目次

劣化が進む4つの段階

1.チョーキング(初期段階)

外壁を手で触ったときに、白い粉が付くことはありませんか?
これはチョーキングと呼ばれる現象で、塗膜が紫外線や雨風で劣化し、防水の力を失いかけているサインです。この段階であれば、まだ被害は表面的なことが多く、比較的軽い工事で対応できます。

チョーキング現象

2. ひび割れ・コーキングの劣化(中期段階)

チョーキングを過ぎると、外壁にひび割れ(クラック)が入ったり、目地や窓まわりのコーキングが硬くなって切れたりし始めます。ここまで進むと、単なる見た目の問題では済まなくなってきます。 ひび割れやコーキングの隙間から、雨水が内部に入り込む経路ができてしまうからです。

ヘアクラック(施工前)
ひび割れ(クラック)

3. 軒天・付帯部の剥がれ(進行段階)

劣化が進むと、外壁だけでなく軒天(屋根の裏側部分)や雨戸まわりなど、付帯部にも影響が広がっていきます。塗膜が剥がれた部分は水分や紫外線の影響をより受けやすくなり、劣化のスピードはさらに早まります。

付帯部の剥がれ

4. 防水劣化による雨漏り(重度段階)

ベランダの雨漏り

放置がさらに進むと、実際に雨漏りが発生するケースがあります。これまで対応させていただいた現場だけでも、原因のパターンは1つではありませんでした。

1.外壁由来のパターン

高松市の店舗様では、北面外壁のひび割れ・浮きから雨水が浸入し、室内にまで雨漏りが発生していました。

2.屋根由来のパターン

綾歌郡のお住まいでは、屋根棟部分の漆喰が剥がれ落ち、放置すれば雨漏りにつながる状態でした。

3.ベランダ由来のパターン

さぬき市のお住まいでは、ベランダの防水層が劣化し、実際に雨漏りが発生していました。

雨漏りの入り口は、外壁だけとは限りません。建物のあらゆる部分が、時間とともに弱点になり得るということです。

さぬき市で見た、20年分の劣化が重なったお住まい

ここまで4つの段階を分けてお伝えしましたが、実際の現場では、これらが同時に進行していることも珍しくありません。

さぬき市で施工させていただいたお住まいは、前回の塗装からちょうど20年が経過していました。外壁のチョーキングやひび割れに加えて、軒天の塗膜剥がれ、そしてベランダでは防水層の劣化により、実際に雨漏りが発生している状態でした。

このお客様は、以前別の場所でも塗装を経験されている方でした。それでも「まさかここまで色々なところが傷んでいるとは」と驚かれていたのが印象的でした。20年という時間は、目に見えるところだけでなく、見えない部分にも確実に影響を与えます。

雨樋についても経年劣化がかなり進んでいたため、今回は塗装で延命するのではなく、新しいものへの交換を選びました。塗装で対応できる部分と、交換した方がいい部分を見極めることも、長く安心して住んでいただくためには大切な判断です。

仕上がりは、当初の明るい印象から、落ち着きのあるブラウン系の外観へ生まれ変わりました。施工後のアンケートでは、「仕上がりは文句無しの、技術力の業者さんです」というお言葉をいただきました。

放置すればするほど、直す範囲と金額が広がる

外壁塗装だけであれば、40坪のお住まいで目安は約29万円〜(塗料グレードにより変動)です。ですが、さぬき市のお住まいのように、コーキングの劣化・軒天の剥がれ・ベランダの防水劣化・雨樋の交換まで重なってくると、当然その分だけ工事の範囲も金額も膨らんでいきます。

外壁の劣化そのものは、実は塗装だけで対応できる段階のうちに直すのが、一番負担が少ない方法です。「気になってはいたけれど、後回しにしていた」という時間が長くなるほど、直すべき箇所が増えていくというのが、現場で数多くのお住まいを見てきた実感です。

ご自身でチェックできるポイント

専門家でなくても、以下のような点は確認いただけます。どの段階に近いか、目安にしてみてください。

  1. 外壁を手で触ると、白い粉が付く(チョーキング)
  2. 外壁の表面に、細いひび割れが見える
  3. コーキング(目地のゴムのような部分)が硬くなっている、切れている
  4. 軒天や雨戸のまわりに、塗膜の剥がれがある
  5. ベランダや窓まわりに、雨染みができている

1つでも当てはまる場合は、一度、無料の現地調査で状態を見せていただくことをおすすめします。

まとめ

「まだ大丈夫」と思っていても、外壁の内側では少しずつ劣化が進んでいることがあります。20年という数字はあくまで目安ですが、外壁塗装にかかる費用の目安も含めて、一度専門家の目で確認しておくと安心です。気になる症状があれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください!

香川県で外壁・屋根塗装をご検討中・雨漏りでお困りの方へ。
まず無料で現地調査へ伺います!

この記事を書いた人

BISHO KOBOのアバター BISHO KOBO 美匠工房 代表

香川県で夫婦で力を合わせ、外壁塗装・屋根塗装を中心に、地域に根ざした住まいづくりを行う美匠工房。代表の石川大勢です!

17年以上の経験 を活かし、「頼んでよかった」と心から感じていただけるよう、確かな技術と誠実な姿勢で、これからも一つひとつの現場に真心を込めて取り組んでまいります。

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